神戸

芸術をもっと身近に☆ ルネサンス篇〜

こんにちは!

スタイリストのウエオカです^^

 

今回は皆さんが知っている絵の多い

ルネサンスについて書いていこうと思います。

前回記事はこちら

 

神からの脱却と言われる14世紀のこの時代は

イタリアがイスラム圏との交易で盛んになったことで

パトロン(画家などのアーティストを囲って養う人や団体)

が教会から冨を成した"家"に変わり(メディチ家とかは有名ですよね)ました。

 

当時は識字率が低かったことから教会は"読む聖書"

として宗教画を書かせていたのですが

メディチ家などのパトロンは知識の源流である

古代ギリシャやローマの文化を探求することに興味を持ったことから

人間を中心した世界観へと変わって行ったのです。

 

ちなみに、ルネサンスは「再生」という意味のフランス語で

キリスト教が普及する前の古代ギリシャやローマの

文芸を再生しようとする試みだそうです。

 

 

この時代を代表するアーティストは皆さん知っている

ラファエロ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ

三大巨匠と言われていてこれ以降

この3人をお手本として競い合いました。

 

この3人を紹介するとかなり長くなるのですが

めちゃくちゃ簡単に説明すると

03530.jpg『アテナイの学堂』ラファエロ

この時代に皆さんが小学校で習った

"一点透視図法"が生まれました。(この絵で生まれたわけではありません)

 

41ZEN0R1S8L._AC_SS350_.jpg

『モナ・リザ』ダ・ヴィンチ

説明する必要もないとは思いますが空気遠近法、テンペラ画、三角形の構図、

背景をイメージとして書いたりと肖像画の全ての基本はこの絵から生まれたそうです。

 

mcl105.jpg『最後の審判』ミケランジェロ

人間の裸を描くことは中世キリスト世界では

ふしだらであると考えられてましたが

ルネサンス期になると、美として捉えられるようになりました。

 

このように教会の指示通りに作られていた絵画から

自らの表現方法を出し始めたのがルネサンスで

西洋絵画美術史では"近代の始まり"

と呼ばれています。

 

ここから全てが始まったと言っても過言ではないぐらい

絵画史は大きく変わって行きます。

 

ルネサンスのポイントは

キリスト教から脱却して、自由な表現方法が認められ始めた

ということです^^

 

次回はバロックです!!

 

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